結論
初回デートで合流した直後は、面白いことを言ったり、強く印象を残したりする必要はありません。
まず、
お疲れー、初めまして 迷わんかった? じゃあ行こっか
と挨拶して、店へ向かいます。
歩き始めてから、
今日仕事帰り? ここまで遠くなかった? この辺来ることある?
と、その日の状況について話せば十分です。
合流直後から店に着くまでの目標は、相手を笑わせることではありません。
「この人とは普通に会話できそう」と思ってもらうことです。
合流直後は、会話を盛り上げる時間ではない
初回デートでは、相手を見つけた瞬間に、
何か面白いことを言わなければ 最初から盛り上げなければ 見た目を褒めた方がよいのでは 緊張していることを隠さなければ
と考えやすくなります。
しかし、相手も合流した直後は、
- 本人で合っているか
- 写真と大きく違わないか
- 話し方や声量はどのような感じか
- 店までどちらへ歩くのか
- どの程度くだけて話してよいか
を確認しています。
この段階で必要なのは、完成されたユーモアや強い口説きではありません。
明るく挨拶し、自然に歩き始め、普通に会話を続けられれば十分です。
まずは立ち止まらず、移動を始める
合流場所で向かい合ったまま立ち止まると、会話そのものに意識が集中します。
次は何を話すか 相手は緊張しているか 沈黙になっていないか
が気になり、余計に固くなります。
そのため、本人を確認したら、
お疲れー、初めまして じゃあ行こっか
と、まず歩き始めます。
横並びで歩いた方が、正面から向き合い続けるよりも話しやすくなります。
また、移動という目的があるため、多少会話が途切れても不自然になりません。
合流直後の会話を成功させる最も簡単な方法は、その場で会話を完成させようとしないことです。
店までの道は事前に確認しておく
合流直後に自分のリズムを作るためには、店までの経路を把握しておくことも重要です。
店の場所が分からず、
ちょっと待って どっちやったっけ Googleマップ見るわ
と立ち止まると、こちらの注意が会話から外れます。
相手も、
本当にこの道で合っているのか 予約した店へ着けるのか
が気になり、会話に集中しにくくなります。
少なくとも、
- 駅のどの出口を使うか
- 待ち合わせ場所からどちらへ進むか
- 店まで何分程度かかるか
- 建物の何階にあるか
は確認しておいた方がよいです。
合流直後に余裕がある人に見えるかどうかは、面白いことを言えるかよりも、迷わず自然に案内できるかに左右されます。
最初の質問は、今の状況から選ぶ
合流直後に使いやすいのは、今起きていることについての質問です。
たとえば、
迷わんかった? 今日仕事帰り? ここまで遠くなかった? この辺来ることある?
などです。
これらは、相手を深く知るための質問ではありません。
- 最初の一往復を作る
- 歩きながら話し始める
- 当日の相手の状態を知る
- 普通の会話へつなぐ
ためのものです。
最初から趣味や恋愛観について聞くより、目の前の状況から入った方が自然です。
会話例1:基本形
👨「お疲れー、〇〇ちゃん?」
👩「そうです」
👨「初めまして。迷わんかった?」
👩「大丈夫だった」
👨「よかった。じゃあ行こっか」
👨「今日仕事帰り?」
これだけで十分です。
最初の質問への返答を深掘りする必要はありません。
「迷わなかった」と分かったら、その話は終えて、歩きながら当日の状況へ移ります。
会話例2:相手が少し迷った場合
👨「お疲れー、初めまして。迷わんかった?」
👩「ちょっと迷った(笑)」
👨「やっぱここ分かりにくいよな。無事会えてよかったわ(笑)」
👨「じゃあ行こっか。今日仕事やった?」
相手が少し迷ったことに対して、強くいじる必要はありません。
方向音痴なん? 一人で来れたんや もう少しで置いて帰るところやった
などと広げるよりも、
分かりにくいよな 会えてよかった
と一度受けて、次へ進めます。
合流直後は、相手を試す時間ではありません。
会話例3:相手が仕事帰りの場合
👨「今日仕事帰り?」
👩「そう、さっき終わった」
👨「じゃあ普通にお疲れやな。何時くらいに終わったん?」
👩「六時くらい」
👨「それならまだ余裕あった感じやね。ここまで近いん?」
ここでは、
仕事帰り ↓ 終わった時間 ↓ ここまでの距離
と、その日の流れに沿って話しています。
新しい話題を無理に作らなくても、当日の状況だけで店までの数分は十分につなげられます。
会話例4:相手が休みだった場合
👨「今日仕事帰り?」
👩「今日は休みだった」
👨「いいね。今日はそれまで何してたん?」
👩「家でゆっくりしてた」
👨「じゃあ今日はこのために外出てきた感じやな(笑)」
相手の返答に合わせて、
休みだった ↓ 何をしていたか ↓ 今日の外出
へ進めます。
ここでも、相手の休日の過ごし方を最初から深掘りする必要はありません。
相手が自分から詳しく話せば聞けばよいですし、短ければそのまま店へ向かえば問題ありません。
「迷わんかった?」は使いやすいが、必須ではない
待ち合わせ場所によっては、
迷わんかった?
が自然です。
駅が広い、出口が多い、人が多い場所では特に使いやすくなります。
ただし、分かりやすい待ち合わせ場所で毎回聞く必要はありません。
その場合は、
お疲れー、初めまして じゃあ行こっか 今日仕事帰り?
だけでも十分です。
オープナーは、固定された文章を必ず読み上げるものではありません。
目的は、
- 挨拶する
- 移動を始める
- 当日の状況へ入る
ことです。
相手が緊張して見えても、指摘しなくてよい
合流直後に相手が静かだったり、表情が少し固かったりすると、
緊張してる? 大丈夫? 俺、怖くないよ(笑)
と触れたくなることがあります。
しかし、緊張を指摘されると、相手は自分が不自然に見えていることを意識します。
その結果、さらに話しにくくなる場合があります。
相手が緊張して見えても、
今日仕事やった? ここまでどれくらいかかった? この辺来ることある?
と普通に話し続ける方が、自然に慣れやすくなります。
相手の緊張を解こうとするより、こちらが普通に接すること自体が安心材料になります。
容姿を褒めることを固定しなくてよい
初回デートの合流直後に、
写真よりかわいいね その服似合ってるね 髪型いいね
と褒める方法もあります。
実際にそう思ったなら、伝えても構いません。
ただし、会った瞬間に必ず何かを褒めるというルールにする必要はありません。
相手を見る前から褒める内容を決めていると、誰にでも同じことを言う形になります。
また、
写真よりかわいい
は、写真ではそこまでよく見えなかったという意味にも取れます。
褒めるなら、実際に目についた部分について、
その髪型いいね 今日の服、雰囲気合ってるね
と、そのまま言えば十分です。
ただし、合流直後に無理に入れず、歩き始めて少し落ち着いてからでも問題ありません。
ユーモアを狙いすぎない
会った直後に面白い男だと思われようとして、
- 相手の見た目をいじる
- 待ち合わせに関するボケを入れる
- 緊張している相手をからかう
- 強い決めつけを置く
必要はありません。
合流直後は、まだ相手がこちらの話し方や冗談の強さを理解していません。
同じ言葉でも、軽い冗談なのか、本気で失礼な人なのか判断しにくい段階です。
少し軽く返すとしても、
ちょっと迷った → 無事会えてよかったわ(笑)
くらいで十分です。
最初の数分では、ユーモアよりも、
- 明るく挨拶する
- 普通の声量で話す
- 相手の返答を一度受ける
- 自然に次の話へ進む
ことを優先します。
合流直後の会話を作り込みすぎない
初回電話と同じように、対面でも返答ごとの台本を増やすと処理が難しくなります。
たとえば、
迷ったと言われたらこの返し 迷っていないならこの返し 仕事帰りならこの話題 休みならこの話題 褒められたらこの返し
と細かく準備すると、相手の話を聞きながら正解を探すことになります。
決めておくのは、流れだけで十分です。
挨拶する ↓ 歩き始める ↓ 待ち合わせか当日の状況を聞く ↓ 相手の返答を一言受ける ↓ 店まで普通に話す
会話の内容より、行動の順番を決めておく方が実際には使いやすくなります。
店までの数分で判断されること
合流直後から店に着くまでに、相手が見ているのは、話の面白さだけではありません。
- 声が聞こえるか
- 自然に目を合わせられるか
- 歩く速度を合わせられるか
- 店まで迷わず進めるか
- 会話が一問一答にならないか
- 沈黙になっても慌てないか
- 相手の返答を普通に受けられるか
といった、基本的な振る舞いです。
ここで大きな加点を取る必要はありません。
むしろ、会話以前の不自然さで減点されないことが重要です。
店に着くまでに、
写真どおりの人だった 普通に会話できそう 変に緊張しなくてよさそう
と思ってもらえれば、合流直後としては十分に成功しています。
店に着くまで話題が続かなくても問題ない
店までの距離が短ければ、会話が一つか二つで終わることもあります。
迷わなかった? 今日仕事帰り? ここ近かった?
と話しているうちに、店へ着くかもしれません。
その場合、無理に新しい話題を追加する必要はありません。
ここやね じゃあ入ろっか
と店へ入ればよいです。
合流直後から店までの時間は、本番の会話ではなく、会話を始めるまでの接続部分です。
ここだけで相手との相性を判断したり、距離を縮めたりする必要はありません。
基本形はこれだけでよい
合流直後に覚えておくなら、以下の流れだけで十分です。
👨「お疲れー、〇〇ちゃん?」
👩「そうです」
👨「初めまして。迷わんかった?」
👩「大丈夫だった」
👨「よかった。じゃあ行こっか」
👨「今日仕事帰り?」
「迷わんかった?」が不自然な場所なら、
👨「お疲れー、〇〇ちゃん?」
👩「そうです」
👨「初めまして。じゃあ行こっか」
👨「今日仕事帰り?」
で構いません。
その後は相手の返答を一言受けて、歩きながら普通に会話を続けます。
まとめ
初回デートで合流した直後は、面白いことを言ったり、強く好意を伝えたりする必要はありません。
まず、
お疲れー、初めまして 迷わんかった? じゃあ行こっか
と挨拶して、歩き始めます。
その後は、
今日仕事帰り? ここまで遠くなかった? この辺来ることある?
と、その日の状況から会話へ入ります。
合流場所で立ち止まって会話を作ろうとせず、移動しながら話す方が自然です。
また、店までの道を事前に把握し、迷わず案内できることも重要です。
合流直後から店までの目標は、相手を一気に惹きつけることではありません。
明るく挨拶し、自然に歩き始め、普通に会話できる人だと伝えること。
それができれば、初回デートのオープナーとしては十分です。